弊社は不動産コンサルティングを通じて省エネ事業も行っております。
新電力や太陽光はもちろん、大きめのマンションやビルの共用部の電気を節約するための
特殊な工事なども行います。
また大型のビルやパチンコ店、その他テナントなど、エアコンを多く使用する場所には
エアコンの電気代を節約する為の特殊なアイテムを扱っております。
東南アジア圏の暑い国々で法人や不動産をお持ちのオーナー様にも大きなメリットが
期待できます。
…と宣伝をしたいわけではなく、これらの方法をご自分が経営する不動産に
取り入れることによって毎月支払っている電気代を削減することができるのです。
経費を削減できれば当然利回りが上がります。

家賃をどんどん上げていくことで利回りを強引に上げようとしたり
お部屋の原状回復工事費用を無理に削ったり
古くなった建物に必要な修繕工事費用を削ったり
という様に、強引な行動や、無理な経費削減をしてしまうと
その時は得をした気になるのですが、後々これらの行動が足を引っ張ることになるのです。

例えば、周辺のアパート、マンションと同じようなお部屋なのに周辺相場よりも高い家賃設定にして
入居者さんに優先的に入居してもらえるはずもなく
経費削減にお部屋の原状回復工事を少なくしてしまって、故障箇所や汚れが残っている状態のお部屋を
優先的に選んでもらえるはずもなく
建物の共用部のお掃除や、外壁の塗装、クラック(ひび割れ)の処理を怠ったりして古く見える建物を
優先的に選んでもらえるはずがありません。

家賃を上げるためには、お部屋をオシャレに改装したり、建物をキレイに保ったりする必要があります。
現状回復工事を妥協して家賃が上がるはずはありません。
建物が古びていても家賃が上がるはずもなく、逆に入居者さんが離れていく可能性もありますね。

このように何かを妥協するとどこかに響いてきてしまうのです。
必要なものには必要なだけの経費がかかるのは仕方ありませんので、入居さんの為を思って
快適なものにしてください。
どうしても節約したければ、同じ仕事を、少しでも安く行ってくれる業者さんを探すのです。
もしくは自分でできる仕事は自分で行うことで、原状回復工事の費用を削減したり、管理費を削減できます。

省エネも最初は工事費用が発生したり、モノを購入する資金が必要になるでしょう。
しかし5年後、10年後のことを考えたときに利回りが違ってきている可能性は大いにあります。
新電力にいたっては電気会社を変えるだけで、初期投資費用も必要ありません。
おまけに省エネを心掛けることで、環境問題に貢献することにつながります。
何かしらの省エネを行わない理由はありません。

少しでも毎月の共用部電気代が安くなれば、それが積み重なって大きな利益の違いにつながります。
ご自身が経営する不動産も何か省エネできないか検討してみても良いかもしれません。
私は省エネをお勧めします。