以前にも安くオシャレなお部屋を作って入居率を上げる為に
「100均×原状回復工事」という題材でブログを書かせて頂きました。

今回はその具体例をお伝えできればと思います。

こちらの写真をご覧ください。

築古マンションの和室トイレです。
お部屋全体の改装工事を行い、トイレの修繕も行いました。

和便器から洋便器に変更して壁もキレイに仕上げました。

ですがまだ、トイレの中に入り込んでいる配管がそのままです。
キレイに塗装をするにしても職人さんへの人工と材料費で1~2万円はかかります。
自分で塗装をしようにも、ムラがでてキレイに塗れなかったり
周りを汚さないようにしっかり養生を行う必要があり、手間がかかります。

写真のように配管の塗装がパリパリに割れている場合
一度配管全体を磨いて古い塗装を剥がしとる必要があります。
そうして塗装できる状態にしてから、新しい塗料を塗っていくのです。

そこまで自分で行おうと思うと以外と大変で、時間もかかります。
そこでご提案したのが「塗る」ではなく、「貼る」作業です。

「塗る」作業で簡単に仕上げようと思うと、単調な色合いになってしまいますが
「貼る」作業であれば、安く・簡単に・オシャレにできます!

しかも、100均で!!

100均には今、使い方次第で本当に有効活用できるDIY製品が並んでいます。
ものすごく豊富に材料があるかと言えば、そういうわけではありませんが
部分的にオシャレに仕上げるだけであれば十分です。

こちらが100均の材料を使って工事をしている途中の写真です。

レンガ模様のシールを配管に巻いて貼っています。
裏面がシールになっているので簡単に貼り付けることができます。

出来上がったのがこちらの写真です。
   

下から順番にシールを貼っていくだけで、全く違う雰囲気になります。
ただ白く塗られた配管よりもよほど気分が良くなりませんか?
しかも材料費は1,000円以下でおさまります。
貼り方を失敗してもすぐに剥せますし、100円です。
それほど痛い出費にはならないかと思います。

このレンガ模様を選んだのももちろん理由があって
お部屋の雰囲気に合わせて選んだものです。

元々和室だったお部屋を洋室に変えてレンガ模様の壁紙をアクセント張りしています。
そのお部屋の雰囲気に合っていたので、レンガ模様のシールを配管に貼ってみました。
お部屋の雰囲気がわかった上で改めてトイレの配管を意識すると
より良い雰囲気に感じてくるのではないでしょうか!

このように全体改装で費用がかかってしまう場合
大家さんご自身でもできることをさがしてやってみることで
リフォームや原状回復工事の費用をおさえて
利回りアップにもつながってくるのではないでしょうか⁉